キリアン・マーフィーとFontaines D.C.のグリアン・チャッテンが、映画『ピーキー・ブラインダーズ:The Immortal Man』のためにニック・ケイヴが再録音した「Red Right Hand」についての洞察を語った。1994年の同名ドラマシリーズのテーマ曲として知られるこの楽曲は、新曲と共に同映画のサウンドトラックに収録されている。映画は3月20日にNetflixで配信開始された。
人気Netflixシリーズのスピンオフ映画『ピーキー・ブラインダーズ:The Immortal Man』が、3月20日にストリーミングサービスで公開された。キリアン・マーフィーがトミー・シェルビー役を再演し、レベッカ・ファーガソン、ティム・ロス、ソフィー・ランドル、バリー・コーガン、スティーヴン・グレアムらが共演する。先月発表されたサウンドトラックには、Amyl and the Sniffersのエイミー・テイラー、Lankum、Girl In The Year Above、そしてグリアン・チャッテン、カルロス・オコンネル、トム・コールらを含むFontaines D.C.のメンバーといったアーティストによる5曲の新曲が含まれている。ニック・ケイヴは、1994年の楽曲でありシリーズのオリジナルテーマ曲でもある「Red Right Hand」を新たに演奏した。この曲は劇中の資料で一度「Right Hand Man」と記載されたものの、他では一貫して「Red Right Hand」と表記されている。マーフィーはNetflixのクリップの中で、ケイヴが「現在の年齢で」演奏することで「壊れ、砕け散った」ような効果を生み出すため、テーマ曲を「非常に意図的に」あえて温存していたと説明した。チャッテンは、「彼自身の声の新たな細部に耳を澄まし、彼自身だけでなく、トミーにとってもどれほどの時間が経過したかを発見しようとしていた」と語った。マーフィーは、トミーが「馬に乗ってはいるが、ボロボロの状態」になるまでこの曲を出さないことがインパクトを強めると補足し、チャッテンはトミーを「泥にまみれた」状態、ケイヴの声を「人生の年輪を刻んだ」ものだと表現した。彼らはサウンドトラックに収録されたチャッテンの楽曲「Puppet」についても議論した。マーフィーは、Fontaines D.C.が2024年のアルバム『Romance』発売時に行った小規模なライブに参加した際、彼らの音楽が『ピーキー・ブラインダーズ』にフィットすると感じ、トム・ハーパー監督と共にオリジナル曲の制作を依頼したと振り返った。チャッテンは、「ピーキーらしさ」を本質的に備えた楽曲を制作することを「ソングライターの夢」と呼び、「Puppet」の繊細な歌詞と際立ったボーカルについて言及した。マーフィーは、Fontaines D.C.が持つ「アウトローの資質」がシリーズに合っていると称賛している。NMEの3つ星レビューでは、同作を「死装束のようにきっちりと物語を締めくくる」「陰鬱な最終章」と評している。