コタバト市のモハマド・アリ・“ブルース”・マタバラオ市長は6月11日、連合バンサモロ正義党(UBJP)を離党した。これは9月に予定されているバンサモロ自治地域初の議会選挙を前に、モロ・イスラム解放戦線(MILF)の政治部門にとって痛手となる。
マタバラオ氏は、祈りと熟考の末にこの決断を下したと発表した。同氏は前日、UBJPのアホド・バラワグ・“アル・ハジ・ムラド”・エブラヒム党首に宛てた書簡の中で離党を伝え、市長選出馬時に受けた党の支援に対して感謝の意を表明した。市長は今後、新結成されたバンサモロ連邦党の副党首を務める予定である。同党は、マグインダナオ・デル・ノルテ州の地区議席を目指すBARMM暫定首席大臣のアブドゥルラオフ・マカクア氏の立候補を支持することを表明している。「この決断は私自身のためではない」とマタバラオ氏は書簡に記した。「私は、コタバト市と市民の未来にとって最善であると心から信じる道を選んだ。」UBJPは、バンサモロ和平プロセスの一環として選挙政治に移行する中で、MILFによって結成された。同党は現在、バンサモロ移行当局で圧倒的な勢力を誇っている。