クレイグ・タイリー氏がテニス・オーストラリアでの21年間の勤務を経て、7月20日付で全米テニス協会(USTA)の最高経営責任者(CEO)に就任した。同氏は全米でテニスの普及を拡大する計画を明らかにした。
65歳のタイリー氏は、発表の前日に就任した。同氏は以前、テニス・オーストラリアを率い、全豪オープンのディレクターとして、2007年に約55万人だった来場者数を140万人以上にまで増加させる手腕を発揮した。
USTAのCEOとして初めてのコメントで、タイリー氏は同団体がすでに成長のための強固な基盤を築いていると述べた。また、テニス界全体と協力し、これまで以上にテニスの参加人口を拡大させたいと語った。
タイリー氏は、暫定共同CEOのブライアン・ヴァハリー氏によって招聘された。同氏は2026年2月にテニス・オーストラリアからの退任を発表し、後任者の選出にも貢献していた。
オーストラリア在任中、タイリー氏はメルボルン・パークでエキシビションイベント「ワン・ポイント・スラム」を導入した。一方で、オーストラリア人選手は、2022年のアシュリー・バーティ以降、グランドスラムでの優勝から遠ざかっており、近年の活躍は限定的となっている。