ノバク・ジョコビッチは、右肩の負傷によりマドリード・オープンを棄権したものの、ATPランキングのトップ5在位期間で計860週に達し、ロジャー・フェデラーが持つ記録を塗り替えた。38歳の同世界ランキング4位の選手は、インディアンウェルズ以降、戦列を離れている。なお、彼は世界ランキング1位の在位期間でも通算428週という史上最多記録を保持している。
ジョコビッチは、インディアンウェルズの4回戦でジャック・ドレイパーに敗れた際に右肩を負傷した。それ以来、マイアミ・オープン、モンテカルロ・マスターズ、そして今回のマドリード・オープンを欠場しており、1か月以上試合から遠ざかっている。欠場が続いているものの、4月21日に発表された最新のATPランキングで、彼はフェデラーの859週を上回り、トップ5在位週数の新記録を達成した。また、トップ10在位期間も通算939週となり、フェデラーの通算968週に次ぐ記録となった。ジョコビッチは『Esquire Australia』誌に対し、テニスへの愛が自身の原動力であると語った。「私を突き動かしているのは、何よりもテニスへの愛です。テニスは長い間私の人生そのものでした。今でもコート上でのあらゆる瞬間を楽しんでいます。競争することが好きですし、挑戦することも好きです。若い選手たちと戦える強さと能力がまだあると感じており、それが楽しさの大きな部分を占めています」。さらに、24度のグランドスラム制覇という男子史上最多の記録を持ちながらも、テニスはまだ「完成」していないと語り、キャリアのこの段階においては、自身の体を管理するために以前よりも賢いトレーニングを心がけていると強調した。今年初め、ジョコビッチは全豪オープンで準決勝でヤニック・シナーを破ったものの、決勝でカルロス・アルカラスに敗れており、2026年の通算成績は7勝2敗となっている。5月24日に開幕する全仏オープンを見据え、5月6日からのローマ・マスターズ、または5月17日からのハンブルク・オープンでの復帰を目指している。