世界ランキング1位のヤニック・シナーがマドリード・オープンへの出場を表明した。ATPマスターズ1000での4大会連続優勝という記録の更新を狙う。モンテカルロ・マスターズの決勝でカルロス・アルカラスを破った好調を維持しての参戦となり、主要なライバルが不在の中、世界1位の座をより確固たるものにすることを目指す。
ATP世界ランキング1位のヤニック・シナーが、今シーズン第4戦のマスターズ1000大会となるマドリード・オープンに出場する。テニスジャーナリストのホセ・モルガド氏が4月18日に報じたところによると、シナーは史上初となるマスターズ1000の5大会連続優勝を目指す意向だという。シナーはモンテカルロでアルカラスを7-6, 6-3で破り、過去のノバク・ジョコビッチやラファエル・ナダルに並ぶ4大会連続優勝を達成したばかりである。昨シーズンは2024年のドーピング検査での失格により3カ月の出場停止処分を受けて同大会を欠場したが、今回はインディアンウェルズとマイアミの「サンシャイン・ダブル」をセットを落とすことなく制した勢いのまま戻ってくる。シナーは現時点でマスターズ1000全9大会のうち7大会を制しており、未勝利なのはマドリードとイタリア国際のみである。マドリードの次はローマでの大会に出場予定で、2025年には決勝進出を果たしている。イタリアのレジェンドであるアドリアーノ・パナッタ氏は、「ヤニックは今年、ローマと全仏オープンで優勝できると信じている。彼のレッドクレーでのプレーは著しく向上した」とエールを送った。バルセロナでの手首の怪我により欠場するアルカラスやジョコビッチがマドリードを不在にするため、シナーにとっては全仏オープンを前に有利なドローとなる。今大会での躍進は、世界ランキング1位の地位を盤石にし、マスターズ全制覇という偉業達成を後押しするものとなるだろう。