世界ランキング2位のヤニック・シナーは、木曜日に行われたモンテカルロ・マスターズの3回戦でトマシュ・マハーチを6-1, 6-7, 6-3で下し、準々決勝進出を決めた。イタリア出身のシナーは試合中に疲労と苦戦を認めており、次戦に向けて懸念を残した。シナーは背中の問題を訴え、メディカルタイムアウトを取ってトレーナーの治療を受けた。
シナーはわずか30分で第1セットを圧倒したが、第2セットでは失速し、2度のブレークを許してタイブレークを3-7で落とした。両選手ともメディカルタイムアウトを要求し、シナーは背中、マハーチは肘の治療を受けるなど、試合中盤は中断を挟む展開となった。しかし第3セットでは立ち上がりにブレークを奪い、2時間に及ぶ激闘を制した。これにより、シナーがATPマスターズ1000の大会で続けていた37セット連続獲得の記録は途切れたものの、直近18試合においてセットを落とさなかった記録は今回が初めての失セットとなった。2026年のシナーは、インディアンウェルズとマイアミの「サンシャイン・ダブル」を制して12連勝を記録するなど、ATPツアーで最も安定した成績を残している。彼は直近、身体的負荷を考慮してジズー・ベルグとのダブルスを棄権している。試合後、シナーは「タフな試合だった。第2セットは少し苦しんだし、今日は少し疲れもあった。明日までに回復できることを願っている」と語り、「試合前は良い状態だったが、第2セットでエネルギーを見つけるのに苦労した。今は回復が最優先だ」と付け加えた。世界ランキング1位のカルロス・アルカラスとのポイント差を1,190点に縮めた第2シードのシナーは、金曜日の準々決勝で第6シードのフェリックス・オジェ=アリアシムと対戦する。両者の対戦成績はシナーの4勝2敗。オジェ=アリアシムはマリン・チリッチを下し、その後キャスパー・ルードの棄権によって準々決勝へ駒を進めている。