ケビン・ウォーシュ議長体制下で初となる米連邦準備制度理事会(FRB)の政策決定を控え、ドルが下落した。米・イラン間の和平合意への期待が高まり、市場のリスク選好姿勢が強まった。投資家は金融政策の変更に関する詳細を見極めるため、慎重な姿勢を崩していない。
米連邦準備制度理事会(FRB)の会合を前に、市場参加者がポジション調整を進める中、ドルは売り圧力にさらされた。日本銀行が市場の予想通り利上げを実施した後でもドル安の基調は変わらず、円に対してもドルが圧迫される展開となった。市場関係者は、FRBの金利スタンスやインフレリスクに関する方針転換の可能性に注目している。今回の決定は、ウォーシュ氏が中央銀行のトップに就任して以来、初めてのものとなる。より広範な市場心理は、米・イラン間の和平合意に向けた進展への期待感によって支えられており、これがリスク資産への投資意欲を後押ししている。