イーロン・マスク氏は、ピーター・ディアマンディス氏のポッドキャスト番組「Moonshots」において、人工知能は人類の知性を大幅に追い越し、人類は地球のみならず太陽系全体において知性の極小のマイノリティになると語った。同氏は太陽のエネルギーを引き合いに出し、その規模の可能性を説明した。また、自社のAI製品「Grok」を高く評価しつつ、今後の改善点についても言及した。
イーロン・マスク氏はピーター・ディアマンディス氏がホストを務めるポッドキャスト「Moonshots」に出演し、人類が知性のマイノリティとなる過渡期にあるという考えに同意を示した。ディアマンディス氏が、人類はまもなく地球上の「巨大なマイノリティとなり、やがて知性における極小のマイノリティになる」という見解を確認した際、マスク氏はこれに同意し、その予測を太陽系全体にまで拡大した。同氏は、人類文明全体の百万倍の電力を消費するAIシステムであっても、太陽エネルギーの百万分の一程度しか使用しないと説明し、機械知能の限界は恒星の出力にあると述べた。マスク氏によれば、このような高度なAIは長寿研究を含め「考えうるすべてのことを解決する」という。同氏は自身のxAI製品である「Grok」を「本当に非常に優れており、予測能力は随一」と評したものの、コーディング分野では競合他社に追いつくための改善が必要だと指摘した。マスク氏のAI戦略の中核を担うTeslaは、自動運転支援システム(FSD)のサブスクリプション数が前年比38%増の110万件に達したと報告している。同社は2025年12月にオースティンで運転手のいないロボタクシーの試験を開始しており、ヒューマノイドロボット「Optimus Gen 3」の生産を2026年末までに開始し、年間100万台の生産を目指す計画である。