アトランタ・ファルコンズのケビン・ステファンスキーHCは、フェニックスで開催されたNFL年次リーグ会議のNFCコーチ朝食会において、トゥア・タゴバイロアとマイケル・ペニックスJr.の間で行われているクォーターバックの競争について語った。ステファンスキーHCは、新体制下における重要な哲学として、ロースター全体で競争を生み出すことの重要性を強調した。ペニックスは前十字靭帯断裂からの回復途上にあり、タゴバイロアは実績のある正確さをチームにもたらす。
ファルコンズは、フットボール運営部門社長のマット・ライアン、GMのイアン・カニンガム、そしてステファンスキーHCをフロントオフィスに迎え、2026年シーズンに向けて新たな時代に突入した。チームはマイアミ・ドルフィンズを放出されたトゥア・タゴバイロアと1年契約を結び、2025年シーズン開幕戦で先発を務めたものの11月のパンサーズ戦で前十字靭帯を断裂した2024年ドラフト1巡目指名のマイケル・ペニックスJr.との直接対決の構図を作り上げた。ペニックスのキャリア通算パス成功率は59.6%で、先発としての成績は4勝8敗。昨シーズンは9試合に先発し3勝6敗だったが、そのうち4試合でパス成功率が60%を下回った。一方、タゴバイロアは高い正確性を誇り、2024年には11試合でNFLトップとなるパス成功率72.9%を記録。ドルフィンズでの最後のシーズンには成功率67.7%、パサーレーティング88.5という成績を残している。ステファンスキーHCはこの獲得について、「カルチャー面、個人的な適性、スキームへの適合など、あらゆる面でフィットしていると感じている。彼はこのリーグで素晴らしい成功を収めており、我々が信じる多くの要素を体現している」と高く評価した。競争について同HCは報道陣に対し、「ロースター全体で競争を生み出すことが常に我々のプランだ。それはイアン(カニンガム)も私も、マット(ライアン)も信じていることだ」と語った。また、ペニックスのリハビリ状況については「現在の彼にとって最優先の仕事は健康を取り戻すことであり、彼は素晴らしい取り組みを見せている。懸命にリハビリに励んでいる」と述べた。なお、ペニックスの開幕戦出場可否については、回復のタイムラインは個人差があるとして明言を避けた。