カモッラの分派であるマッツァレッラ・クランの首領ロベルト・マッツァレッラ容疑者が、アマルフィ海岸のヴィエトリ・スル・マーレにある高級別荘で逮捕された。2000年にナポリで発生した殺人事件で指名手配されていた48歳の容疑者は、警察の強制捜査の際、抵抗しなかった。現場からは現金と高級時計が押収された。
イタリア警察は土曜日、マッツァレッラ容疑者が妻と子供2人と滞在していた海岸沿いの別荘を急襲した。警察の声明によると、武装した警官隊が巡視艇の支援を受けて敷地に突入した。作戦は容疑者の抵抗もなく進行した。同容疑者は、2000年にナポリのデリカテッセンで発生した銃撃事件に関連する殺人容疑で当局から逮捕状が出ていた2025年1月28日以降、逃亡を続けていた。イタリア内務省が発表した指名手配書によると、同容疑者はマフィア型の犯罪組織に関連する加重殺人の容疑で国内で最も危険な逃亡者の一人に挙げられていた。警察は家宅捜索で2万ユーロの現金と高級時計3本を押収した。イタリアのジョルジャ・メローニ首相は土曜日夜、オンライン上に「これは国家が決して引かないという明確なメッセージである」と投稿し、警察を称賛した。反マフィア委員会のキアラ・コロシモ委員長もX(旧Twitter)上で「素晴らしい作戦だ」と評価した。ナポリでの偽造活動で知られるマッツァレッラ・クランは、先月、サイバー詐欺の容疑で関連者16人が拘束されるなど、近年取り締まりが強化されている。