火曜日にアリゾナ州メサのスローン・パークで行われたシカゴ・カブスとのスプリングトレーニング最終戦で、ニューヨーク・ヤンキースのゲリット・コールは1回2/3を投げて3奪三振、1失点という内容で8-3の勝利に貢献した。トミー・ジョン手術からの復帰を目指す35歳の右腕は、直球の平均球速が96.3マイル(約155キロ)を記録。アーロン・ブーン監督はコールの仕上がりの良さを称賛した。
アリゾナ州メサ – ニューヨーク・ヤンキースのゲリット・コールは、2026年スプリングトレーニング最終戦となるシカゴ・カブス戦でスローン・パークのマウンドに上がった。2025年3月に右肘のトミー・ジョン手術を受け、2024年ワールドシリーズ第5戦以来戦列を離れていたこのベテラン投手は、26球を投げて1失点に抑えた。1回2/3で3三振を奪い、チームは8-3で勝利した。カブスの主砲アレックス・ブレグマンに初回の打席でシンカーを捉えられ、打球速度104.1マイル(約167.5キロ)、飛距離413フィート(約125.9メートル)の本塁打を許したのが唯一の失点となった。2回にはダンスビー・スワンソンに打球速度105.2マイル(約169.3キロ)の鋭いライナーを打たれたが、これはアウトとなった。コールはフォーシーム(最速98マイル=約157.7キロ)、ナックルカーブ、スライダー、シンカー、チェンジアップ、カットボールと多彩な球種を投げ分け、計17球のストライクを記録。対戦した6打中4打者に対し初球ストライクを奪った。直球は6度のスイングに対して2度の空振りを誘った。「いい球だったが、相手の方がいいスイングをした。いい選手相手ならそういうこともある」とコールは語った。「球筋もコースも悪くなかったし、全体としてかなり良い一日だった」。ヤンキースのアーロン・ブーン監督は、今回の登板を前向きなステップとして評価。「キレがあったと思う。コントロールも良く、復帰へのプロセスにおけるまた一歩前進だ」と述べた。コールは試合を楽しめるようになった心境を明かした。「またあの場所で楽しめたよ。野球という競技そのもの、その才能レベル、強烈な緊張感、そして野球が求めるものに対する感謝の念が以前より強くなった気がする。集中力や準備が不可欠であり、私はその環境を楽しんでいる」。コールはヤンキースでの5シーズンで防御率3.12を記録しており、ジャスティン・バーランダーやマックス・シャーザーらと並び、現役投手として通算150勝以上を挙げている数少ない一人である。コールは今後フロリダ州タンパで調整を続け、マイナーリーグでのリハビリ登板を経て、5月下旬から6月上旬の復帰を目指す予定。開幕戦(サンフランシスコ)には出場しない。チームの健康状態について問われると、バットを軽く叩いて幸運を祈りつつこう語った。「今春は驚くほど選手たちの健康状態が良かった。これは非常に心強く、素晴らしいことだ。ロースターのバランスも整っている」。