グローバルESS出荷量、2025年前3四半期で286GWhに達する

InfoLinkによると、2025年の最初の9ヶ月間でグローバルエネルギー貯蔵システム(ESS)出荷量が84.7%急増し286.35GWhに達した。TeslaとSungrow、BYDなどの中国メーカーが市場をリードし、第3四半期の出荷量が初めて100GWhを超えた。新興市場とPV-貯蔵統合がさらなる成長を推進している。

InfoLinkの最新レポートは、エネルギー貯蔵サプライチェーンデータベースに基づき、エネルギー貯蔵システム(ESS)市場の急成長を強調している。2025年1月から9月までの出荷量は286.35GWhに達し、前年比84.7%増となった。この成長は第3四半期にピークを迎え、出荷量が100GWhを超え、歴史的なマイルストーンとなった。

市場の集中が明らかで、トップ10サプライヤーが総出荷量の約60%を占めた。全体のトップ5はTesla、Sungrow、BYD、CRRC Zhuzhou Institute、Huaweiだった。InfoLinkはトップ3の競争を「熾烈」と形容し、2026年までのランキング変動を予想している。

新興市場が主要な推進力となっており、中国や米国などの伝統的なハブを上回っている。サプライヤーは大口注文を確保するため地理的に拡大している。TeslaやFluenceなどの米国企業は、中国競合他社とのコストギャップを埋めるため、アジアに統合施設を設置した。

太陽光(PV)と貯蔵の統合がもう一つのトレンドだ。Canadian Solarのような企業がグローバルトップ10入りし、Trina SolarとJinkoSolarは急速な拡大を示しており、2026年までにリーダーに挑戦する可能性がある。

ユーティリティスケールESSでは、出荷量が252.5GWhに達し、トップ5(Sungrow、BYD、Tesla、CRRC Zhuzhou Institute、HyperStrong)が47.3%の市場シェアを占めた。BYDは第3四半期にTeslaを抜いて2位となった。住宅用出荷量は26.6GWhで、Tesla、Huawei、BYD、Pylontech、Deyeがリードし、合計シェアが50.9%に上昇した。

今後の見通しとして、InfoLinkは2025年通年出荷量を約400GWh(前年比60%増)と予測し、2026年は約600GWhと見込んでいる。サプライチェーンでのコスト上昇が、インテグレーターの費用管理とマージン維持能力を試すだろう。

このウェブサイトはCookieを使用します

サイトを改善するための分析にCookieを使用します。詳細については、プライバシーポリシーをお読みください。
拒否