ハリー・スタイルズが3年ぶりに音楽シーンに復帰し、新アルバム『Kiss All the Time. Disco, Occasionally』を3月6日にリリースすると発表した。アルバムのリードシングル「Aperture」はエレクトロニックとディスコサウンドへのシフトを示唆している。近日中の「Together, Together」ツアーは限定レジデンシーを特徴とし、ファンアクセシビリティについての議論を呼んでいる。
ハリー・スタイルズは3年間音楽シーンから離れていたが、新アルバム『Kiss All the Time. Disco, Occasionally』を3月6日にリリースすると発表した。発表と同時に公開されたリードシングル「Aperture」は、これまでのポップとロックスタイルとは異なるダンスとエレクトロニックな雰囲気を導入している。楽曲のミュージックビデオは不安定でリミナルな空間で展開し、アルバムの夢のようなクラブ指向の美学を予感させ、ディスコやEDMなどのジャンルを探索する可能性を示唆している。 アルバムを補完するのが「Together, Together」ツアーで、伝統的な世界ツアーではなく7都市でのレジデンシー形式だ。ヨーロッパではアムステルダムとロンドンで長期公演を行う。ヨーロッパ以外ではブラジルで2夜、メキシコで1週間未満、オーストラリアのシドニーで2夜の予定だ。米国ではニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンで30夜のレジデンシーに限定される。 この形式は選ばれた都市以外、特に米国のファンにとって不便だと批判されている。チケット価格は数百ドルから千ドル超で、旅行費を除いても多くの人にとって参加が難しい。オンラインでの議論では、このツアーが「一体感」のテーマに反して利益を優先し、スタイルズの過去の「Treat People With Kindness」というメッセージと矛盾しているのではないかと指摘されている。 アイルランドのダブリンにある少数のファンがリリース前にアルバムを先行聴取した。レジデンシーアプローチは本アルバムサイクル特有の体験を目指している可能性があるが、レガシーアーティストのキャリア締めくくり戦略を彷彿とさせる。スタイルズの予測不能な復帰は、音楽とポップカルチャーで大きな話題を呼んでいる。