日本の作家、村上春樹が新しい回想録『猫を棄てる 父親について語るとき』を10月20日に出版する。この80ページの書籍はクノップ社から刊行され、翻訳はフィリップ・ガブリエルが担当する。
本書は、2019年に『ザ・ニューヨーカー』誌に掲載された同名の随筆を基に書き下ろされたものである。戦後日本の時代背景の中で、著者と父親との関係を紐解き、村上作品の特徴である猫にまつわるエピソードも収録されている。村上の作家活動は1979年に始まった。彼が個人的なノンフィクション作品を発表するのは今回が初めてではない。過去には『走ることについて語るときに僕の語ること』や、2022年の『職業としての小説家』などの著書がある。今回の新作は、著者の回想的な著作群にまた一つ新たな作品を加えるものとなる。