香港の陳茂波(ポール・チャン)財政長官は、香港が中国の改革開放に向けた「実験場」および「ファイアウォール(防壁)」としての役割を果たす中で、金融の安全性と革新のバランスを保っていると述べた。同長官は、地政学的緊張が金融市場やエネルギー供給にリスクをもたらす中、質の高い発展のためには安全性が不可欠であると強調。香港は先週、初のステーブルコイン発行ライセンスを付与したほか、グリーンエネルギーへの転換を加速させる方針を表明した。
香港の陳茂波(ポール・チャン)財政長官は日曜日の自身のブログで、香港が長年にわたり中国の改革開放における「実験場」および「ファイアウォール」として機能し、中国本土の資本市場改革の深化や、海外リスクの波及防止に寄与してきたと述べた。
陳氏は、「国家の質の高い発展の追求において、香港は長年、改革開放の『実験場』および『ファイアウォール』として、本土の資本市場改革の深化を支援し、海外からのリスクが本土へ波及するのを防ぐ役割を果たしてきた」と記した。
さらに同氏は「安全かつ制御可能なリスク枠組みの中での革新こそが、より強靭でダイナミック、かつ競争力のある金融システムの構築を可能にし、外部のショックに耐えながら発展を継続する力となる」と付け加えた。香港が先週、初のステーブルコイン発行ライセンスを付与したことを受け、陳氏は地政学的緊張がエネルギー供給や金融市場にリスクをもたらす中、グリーンエネルギーへの転換を加速させると約束した。
水曜日の「国家安全教育日」を控え、陳氏は「発展と安全の調和」が中国の第15次五カ年計画における原則の一つであると指摘した。