ジュード・ギタモンドック氏によるミュージカル『Hook Up』が、6月13日にSMシーサイド・シティ・セブのスカイホールで再演されることが決定した。本作は、LGBTQ+コミュニティにおけるマッチングアプリ、アイデンティティ、HIVを巡る経験を描き出している。
セブアノ語で展開されるこのミュージカルは、大学を卒業したばかりのティムが、マッチングアプリ「Hooked」を通じて自身のセクシュアリティに葛藤を抱えるマニーと出会い、物語が動き出す。劇中では、いわゆる「フックアップ文化」、内面化された同性愛嫌悪、ボディシェイミング、そして「シュガーベイビー」的な関係性といった現代的な課題に切り込んでいる。脚本・演出を手がけたジュード・ギタモンドック氏は、LGBTQ+の人間関係におけるHIVの力学を理解するために徹底した調査を行ったと語った。また、本作の物語はHIVとともに生きる人々の日常をありのままに描くことを目指しており、悲劇的な結末に終始させることは避けているという。2025年、セブ州では300件以上のHIV感染が記録された。同州は近年、LGBTQ+のカップルがパートナーの医療に関する意思決定を行えるようにする「ケアを受ける権利(right-to-care)」政策を導入している。出演者はシム・ダガタン、ポール・パブロ、グラント・バカルトス、ジャン・エチャバリアで、午後4時30分の通常公演と午後8時のガラ公演の2回が行われる。キャストらは、このミュージカルが真のつながりを育み、HIVに関するオープンな対話を生むきっかけになることを願っているとコメントした。