『ハミルトン』への出演で知られるアンドリュー・チャペルが、トニー賞候補のジェームズ・クサーティ=モイヤーを主演に迎えたクィア・エロティック・スリラー『I’m Gonna Kill You』で監督デビューを果たした。キャストには『ハミルトン』で共演したフィリッパ・スーのほか、『HACKS/ハックス』や『ダーマー MONSTER:ジェフリー・ダーマーの物語』の俳優陣が名を連ねる。本作はJuxtapose Studioが制作し、トロイ・シヴァンとGrindrが製作を支援した。
『ハミルトン』に出演したアンドリュー・チャペルが、遠い未来のゲイのみで構成されたコロニーを舞台にしたクィア・エロティック短編『I’m Gonna Kill You』で初めてメガホンを取った。物語は、ジェームズ・クサーティ=モイヤー演じるカルとマイケル・グラセファ演じるスペクターという恋人同士が、コロニーの仲間たちを危険にさらす歪んだゲームに興じる姿を描く。公式のあらすじによると、ジョニー・シビリー、アンガス・オブライエン、ブランドン・ブラックが3人の友人役を演じ、フィリッパ・スーがペアリング・カウンセラーの声、サラ・リンジーがクーパー・クローンの声を担当している。脚本はチャペル自身が執筆した。本作はJuxtapose Studioの制作によるもので、同スタジオに加え、トロイ・シヴァンとGrindrの「Tap or Block」キャンペーンからの2万5000ドルの出資を受けている。さらに「InsideOUTトロント映画祭2024」の「Pitch, Please!」コンペティションで5000ドルの助成金を獲得し、Googleのケイト・エイトケンがエグゼクティブ・プロデューサーを務めた。チャペルはプロジェクトの経緯について、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行中に構想を練り始め、パンデミックのピーク時に私たちのネットワークが縮小したように、小さなコミュニティでの生活という概念を探求することに惹かれました」と説明し、「このプロジェクトを通じて、クィア映画の規範の中でスリラーというジャンルを思慮深く拡大することが目標です」と語った。Juxtapose Studioの創設パートナーであるルーク・アンダーソンは、「Juxtapose Studioは、広告収入をクィア、女性、有色人種の物語を称揚するために投資するという目的で設立されました」と述べている。これはチャペルにとって、SCAD(サバンナ芸術工科大学)の映画祭でLGBTQ観客賞を受賞した2023年の短編『Fanatic』に続く2作目の脚本となる。『I’m Gonna Kill You』の予告編はすでに公開されている。