現在劇場公開中の映画『Over Your Dead Body(原題)』で監督を務めたジョルマ・タコンヌが、ジュリエット・ルイスがアドリブで放った台詞に驚かされたことを明かした。その台詞は、タコンヌが手掛けたザ・ロンリー・アイランドの作品『ポップスター』へのオマージュとなっていた。ルイス演じるアレグラがジェイソン・シーゲル演じるダンに向けたその台詞は、モキュメンタリー映画である同作の劇中歌『Rock Roll Skate』の歌詞を引用したものだった。タコンヌはSlashFilmに対し、こうした言及は一切計画していなかったと語った。
『Over Your Dead Body』では、ジェイソン・シーゲル扮するダンとサマラ・ウィーヴィング扮するリサというカップルが、人里離れたキャビンでの休暇中に夫婦関係を修復しようとする様子が描かれる。互いに相手を殺害しようと密かに画策するが、脱走した囚人二人と看守が週末の滞在を邪魔したことで、彼らの計画は破綻へと向かう。ジュリエット・ルイス演じるアレグラがダンに向けて放ったアドリブの罵倒は「motherfucking, titty-sucking, two-ball bitch」というものだった。タコンヌはこの台詞を予期せぬものとしつつも、興奮したと語った。「ちなみに、あれはジュリエットのアドリブなんです」とタコンヌはSlashFilmに語った。「彼女がそれを言った時、『なんてことだ!』と思いました。というのも、みんな子供の頃に自分なりのバージョンを持っていたりしますが、私にとってもそうでしたから。彼女が口にした時は本当に驚きました」今回の監督作品は、2016年の『ポップスター』以来となる。同作は、アンディ・サムバーグとの共同執筆による脚本をもとに、アキヴァ・シェイファーと共同で監督したものだ。この3人は2005年から2010年まで『サタデー・ナイト・ライブ』に出演していた時期に「ザ・ロンリー・アイランド」を結成した。タコンヌは、当初はこのフレーズが北カリフォルニア独特のものだと思っていたと付け加えた。「気づかなかったんです。北カリフォルニアだけのものだと思っていましたから。大人になって普通の生活を送る中で、誰かにそんなことを言うなんてことはありません。日常会話に出てくるような言葉ではないですから。(笑)だからこそ、彼女がそれを言った時は感激しました」