ブリーチャーズは、5枚目のスタジオ・アルバム『Everyone for Ten Minutes』に先駆け、4月30日にニューシングル「I'm Not Joking」を公開した。同曲ではジャック・アントノフがハープシコードとドブロを演奏しており、一目惚れを歌った誠実な歌詞が特徴となっている。アルバムはDirty Hitより5月22日にリリース予定である。
ブリーチャーズのフロントマンであり、グラミー賞を13度受賞したジャック・アントノフは、感傷的な新曲「I'm Not Joking」でハープシコードとドブロの両方を演奏している。楽曲には「冗談じゃない」という歌詞が含まれており、アントノフは愛する人に向けて「一目惚れだったんだ、なんてことだ、君を見つけたよ」と歌いかける。本作は70年代のライト・ロックやニール・ヤングの「Down by the River」から影響を受けたゆったりとしたテンポで進み、ファルセットのコーラスやマイキー・フリーダム・ハートによるハモンド・オルガンが彩りを添える。アントノフは「恐怖はすべて大きな波となって押し寄せる」「まったく冗談じゃないんだ」と歌い、誠実さを強調している。本作は、『Everyone for Ten Minutes』に収録される先行シングル「The Van」、「You and Forever」(ミュージックビデオにはアントノフの妻マーガレット・クアリーが出演)、そして「Dirty Wedding Dress」に続く楽曲となる。バンドは同アルバムについて、「ハーモニーを重視したフォーク・ロックからきらびやかなポップ・ソウル、そしてブリーチャーズの代名詞とも言えるサックスを取り入れたニュージャージー・サウンドへと展開する、恋に落ちたような希望を感じさせる本質的に楽観的なレコード」と説明している。2014年のデビュー作『Strange Desire』から数えて5枚目のスタジオ・アルバムとなる『Everyone for Ten Minutes』は、2024年3月にリリースされたセルフタイトルの4枚目のアルバムが高い評価を受け、マディソン・スクエア・ガーデン公演を含むワールドツアーが完売となった後の作品である。ブリーチャーズは今後のツアー日程を発表しており、5月20日のニューオーリンズを皮切りとする「ローリング・ストーン誌 2026 ロック・ツアー」や、5月23日にニュージャージー州アズベリーパークで開催される自身のフェスティバル「Shadow Of The City」、さらに11月と12月にはイギリスおよびヨーロッパでの公演が予定されている。