American Footballが、TurnstileのフロントマンであるBrendan Yatesをボーカルに迎えた新曲「No Feeling」を発表した。この楽曲は、5月1日にPolyvinylからリリース予定の4枚目のアルバム『(LP4)』からの先行シングルとなる。2月にリリースされたリードシングル「Bad Moons」に続く楽曲で、雰囲気のあるミュージックビデオと共に公開された。
American Footballは4月8日、7年ぶりとなるフルアルバム『(LP4)』からの新たな先行曲「No Feeling」をリリースした。この曲は、エセリアルなシンセサウンドとメロディックなギターリフ、そして「No feeling/ No pain/ No one to blame/ Forever awaits/ It’s just an eternal blank page.(感覚はない/ 痛みもない/ 責めるべき人もいない/ 永遠が待っている/ それはただの永遠の白紙)」というコーラスへと盛り上がるハーモニーが融合している。Sonny DiPerriがプロデュースしたこの曲は、Mike KinsellaとYatesによるデュエットで、TurnstileのフロントマンであるYatesの独特な歌声が際立っている。コラボレーションの経緯についてKinsellaは次のように語っている。「Brendanは、私が『No Feeling』のコーラス用に書いたコール&レスポンス形式の“ギャングボーカル”パートを歌うためにスタジオに来てくれたんだ」。当初は他の声と混ぜて目立たないようにする予定だったが、Yatesがより高いハーモニーを提案した。「彼が歌い始めた瞬間、私たちは皆あんぐりと口を開けて、『うわ、Turnstileのあの人じゃないか!』と顔を見合わせたよ」とKinsellaは振り返る。「彼の声は唯一無二で、彼自身の音域でそのパートを歌った途端、そのパートは完全に彼だけのものになったと確信したんだ」。ミュージックビデオには、沈没船の中で祝宴を上げる幽霊のような生き物が描かれており、そこに潜水艦が現れて彼らの水中での隠れ家を乱す様子が映し出されている。監督を務めたUnlimited Time OnlyのCady BucheとTravis Barronは、映像のコンセプトについて次のように説明した。「『No Feeling』を初めて聴いたとき、私たちは宇宙や深海のような神秘的な場所について考えた。そこは美しくもあり、どこか恐怖も感じさせる場所だ」。彼らは、逃れられない運命という物語を、脅威にさらされる賑やかな幽霊の死後の世界へと翻案した。『(LP4)』は、2019年の『LP3』や2021年のシングル『Rare Symmetry』に続く、American Footballのセルフタイトル・アルバムの伝統を継ぐ作品となる。ミッドウェスト・エモのパイオニアである同バンドは、デビューアルバムの発売25周年を記念した再発盤をリリースしたほか、2026年5月から米国を皮切りにツアーを行う予定である。