フー・ファイターズが4月24日発売の12枚目のアルバム『Your Favorite Toy』より、新曲「Of All People」を公開した。フロントマンのデイヴ・グロールは、1990年代の元薬物ディーラーとの再会をきっかけに、生き残った者としての罪悪感や死生観を歌詞に込めている。本稿では、レコーディングの舞台裏や最新のツアー情報について詳報する。
『Your Favorite Toy』や『Asking for a Friend』といった先行シングルに続き、フー・ファイターズは木曜日にアグレッシブなロックナンバー「Of All People」を発表した。グロールは「数ある人の中で、君は生き残った/誰も生き残ることができなかったのに」「死んでいるべきだと分かっているのに/代わりに君は生きている」と、人生の不条理を歌い上げている。
先月、グロールは英ガーディアン紙に対し、この楽曲が30年ぶりに再会したかつてのヘロインの売人が「生きていて、健康的で、しらふだった」ことに着想を得たと語った。彼は失われた友人たちへの怒りや感謝の念を抱き、セラピーを通じてそれを「サバイバーズ・ギルト(生き残った者の罪悪感)」として消化していったという。
『Your Favorite Toy』は、共同プロデューサーのオリバー・ローマンと共にグロールの自宅でレコーディングされた。今作は新ドラマーのイラン・ルービンを迎えての初のセッションとなり、グロールはタイトル曲について「アルバムのトーンを決定づける鍵」であり「火薬庫に火をつける導火線」のような楽曲だと述べている。
アルバムリリース後、バンドは5月8日のWelcome to Rockville(デイトナビーチ)、5月23日のBottlerock Napa Valley(ナパ・バレー)といったフェスティバルへの出演を皮切りに、欧州ツアー、そして8月4日のRogers Stadium(トロント)を含む北米ツアーを9月下旬まで行う予定である。ツアーの多くの日程には、クイーンズ・オブ・ザ・ストーン・エイジとマネキン・プッシーがサポートアクトとして同行する。