フー・ファイターズが、フロントマンのデイヴ・グロールが脚本・監督を務めた新曲「Spit Shine」のゾンビパニック風ミュージックビデオを公開した。最新アルバム『Your Favorite Toy』に収録されている同曲のMVでは、ライブ会場が血塗られたゾンビに襲われる中、バンドが演奏を続ける様子が描かれている。キャスティングはグロールの娘ハーパーが担当し、自身も出演している。
「Spit Shine」のミュージックビデオは、ウイルス感染拡大を警告する緊急警報から始まり、真っ白な衣装に身を包んだバンドが、同じく白い衣装を着た観客の前でレミーの壁画を背に演奏するシーンへと切り替わる。やがてゾンビが会場に押し寄せ、内臓が飛び散り血しぶきが舞う惨劇が繰り広げられる中、モッシュピットは止まることなく続く。最後には、フー・ファイターズのメンバーも血まみれになりながら演奏を披露した。キャスティングを主導したのはデイヴ・グロールの娘ハーパーで、彼女自身もビデオに出演している。ホラーファンとして知られるグロールは、2022年のフー・ファイターズの映画『Studio 666』でも主演を務めた。「Spit Shine」は、先週リリースされたバンドの12枚目のスタジオ・アルバム『Your Favorite Toy』からのシングルで、これまでに「Asking For A Friend」、「Of All People」、「Caught In The Echo」などが発表されている。NME誌はこのアルバムに3.5つ星を付け、「Child Actor」のような楽曲で見せるグロールの力強いボーカルを称賛する一方、歌詞の軽薄さを指摘した。バンドは先ごろ、イギリスの『Saturday Night Live』で「Caught In The Echo」と「Child Actor」を披露し、ホストのニコラ・コーグランやジミー・ファロンとのコントに参加したほか、ロンドンで行われたアルバム発売記念リスニングパーティーでファンを驚かせた。フー・ファイターズは6月からヨーロッパのスタジアムツアーを開始予定で、リヴァプールのアンフィールド・スタジアムでの2公演を含む。その後、8月4日のトロントを皮切りに9月26日のラスベガスまで北米ツアーを行い、2026年後半から2027年前半にかけてはオーストラリアとニュージーランドでのツアーも発表している。