Phoronixは、IntelのPanther Lakeプロセッサに統合されたArc B390 Xe3グラフィックスをベンチマークし、Linux下のオープンソースIntel Compute Runtimeで優れた性能を確認した。テストでは、新しいハードウェアを以前のIntel世代およびAMDのRyzen AI競合製品と比較し、OpenCLおよびGPUコンピュートワークロードを使用。結果は、グラフィックスがLinuxドライバと即時互換性を持つことを強調しているが、Windowsに比べて一部のギャップが残る。
Phoronixは、Intel Core Ultra X7 358H Panther Lakeプロセッサの広範なベンチマークを実施し、その統合グラフィックスArc B390 Xe3に焦点を当てた。評価には最新のオープンソースIntel Compute Runtimeバージョン26.05.37020.3とIntel Graphics Compiler 2.28.4を使用し、Linuxカーネル6.19上でUbuntu 26.04開発版を実行。このセットアップはPanther Lakeのプロダクションサポートを提供し、OpenCL経由のGPUコンピュート機能の最初の公開確認となった。 テストでは、Panther Lakeの性能を以下の以前のIntelプラットフォームとAMDライバルと比較: - Intel Core i7 1185G7 (Tiger Lake) on Dell XPS 13 9310 - Intel Core i7 1280P (Alder Lake) on MSI Prestige 14 EVo A12M - Intel Core Ultra 7 155H (Meteor Lake) on MSI Swift SFG14-72T - Intel Core Ultra 7 258V (Lunar Lake) on Lenovo ThinkPad X1 Carbon Gen 13 - AMD Ryzen AI 9 HX 370 (Strix Point) on ASUS Zenbook S 14, ROCm 7.2使用 ベンチマークはTiger Lakeから開始され、これは統合GPUに対する現在のIntel Compute Runtimeサポートの境界線を表す。すべてのシステムはパフォーマンスプロファイルで動作し、GPUコンピュートワークロード中にSoC電力消費を監視。Arc B390はIntelのオープンソースLinuxドライバスタックで即時効果的な動作を示し、以前のOpenGLおよびVulkanグラフィックテストを基盤とした。しかし、PhoronixはLinuxサポートがWindowsに比べて継続的なギャップがあると指摘。 Arc B390の以前のVulkanコンピュートベンチマーク(Llama.cppなどのAIワークロードを含む)は別記事で扱われた。IntelはLinux評価用のPanther LakeレビューサンプルとしてMSI Prestige 14 Flip AI+ D3MTG MS-14T2を提供。AMDの高性能Ryzen AI Max+ Strix Haloのサンプルは直接比較用に利用できなかった。