Appleは、2019年に発売されたiPhone 11シリーズに対してもiOS 27を提供することを発表した。今回のアップデートにより、同端末のソフトウェアサポート期間は8年となる。物価高を背景に旧型の端末を選択するユーザーが増加する中での決定となった。
この発表はWWDC 2026で行われた。iPhone 11シリーズには「Apple Intelligence」の機能は搭載されない見通しだが、iOS 27の対象機種には含まれることになった。電化製品の価格高騰を受け、多くの消費者が中古端末に関心を寄せるようになっている。CNETの調査によると、大人の48%以上が価格を主な理由として、中古端末の購入を検討したことがあると回答した。Appleはさらに、より古いハードウェア上でもiMessageやFaceTimeなどのサービスが利用できるよう、アップデートを提供し続けている。現行の新品のiPhoneはエントリーモデルでも600ドルからとなっているが、中古市場では256GBのiPhone 11が209ドルで販売されている。同社はこれまで、OSのフルサポート終了後も数年間にわたってセキュリティアップデートを提供してきた。このような取り組みは、低価格なAndroid端末を提供する競合他社に対抗し、ユーザーを自社のエコシステムに引き留める効果が期待される。