ジョニ・ミッチェルは、カナダ・レコーディング芸術科学アカデミーが主催する年次音楽賞「ジュノー賞」の2026年授賞式で、功労賞(Lifetime Achievement Award)を受賞した。授賞式ではマーク・カーニー首相が心温まる紹介とともにトロフィーを授与し、ミッチェルはその後、サラ・マクラクランやアリソン・ラッセルらと共に『ビッグ・イエロー・タクシー』を披露した。
ミッチェルは、温かく彼女を紹介したマーク・カーニー首相から賞を受け取った。受賞スピーチの中で、彼女はカーニー氏のリーダーシップを称賛し、米国の社会不安に触れたほか、脳動脈瘤を患った後の自身の人生の変化について語った。「(脳)動脈瘤を患い、人生が一変しました。奇妙なことに、それは良い方向への変化でした」と彼女は述べた。「昏睡状態に陥ったことで、たばこをやめることができました。私の家は素晴らしい看護師さんたちでいっぱいになりました。長年男性たちとツアー生活を送ってきましたが、今は女性たちに囲まれて暮らしています。ですから、大惨事を経て不死鳥のように、私の人生はより良いものへと変わったのです」。カナダ・レコーディング芸術科学アカデミー(CARAS)は、ミッチェルを「カナダで最も影響力があり、不朽の創造性を持つ声の一つ」と評し、彼女の歌声やギター演奏、歌詞を通じてフォーク、ロック、ポップ、ジャズの各分野に与えた影響を称えた。功労賞の授与は、昨年のアン・マレー、1989年のピエール・ジュノーに続く3例目となる。ミッチェルはこれまでにジュノー賞を4度受賞しており、1981年にはカナダ音楽の殿堂入りを果たしている。アルバータ州で生まれサスカチュワン州で育ったミッチェルは、2013年以降カナダでの公のイベントには参加していなかった。2015年の脳動脈瘤により一時公の場から遠ざかっていたが、その後は2022年のニューポート・フォーク・フェスティバル、2024年のグラミー賞授賞式、「ジョニ・ジャム」コンサート、そして昨年のカリフォルニア・ファイア・エイド(California FireAid)などのイベントに出演している。