時計愛好家であるヨルグが、「Watches and Wonders 2026」で発表された時計の中からベスト5を選出しました。ヴァシュロン・コンスタンタン、ジャガー・ルクルト、ゼニス、ショパール、カルティエの新作が選ばれています。ヨルグによれば、今年の展示会は大きな革新よりも、既存の路線の強化が目立つ内容でした。
Watches and Wonders 2026では数多くの新作が発表されましたが、ヨルグはそれらの中から特筆すべき5つのモデルを選び出しました。彼は今年の展示会について、近年に比べるとブランドの地力を見せつけるような、堅実な内容だったと評しています。リストの筆頭に挙げたのはヴァシュロン・コンスタンタンの「オーヴァーシーズ・オートマティック・ウルトラシン」です。39.5mmのプラチナケースに厚さわずか2.4mmのキャリバー2550を搭載し、20世紀半ばのデザインから着想を得たサーモンダイヤルが特徴的です。ヨルグは、その快適な装着感と重厚感から、このモデルを「完璧な重量級」と称え、リストの1位に選びました。なお、本イベントに関する報道は2026年4月30日付けで公開されています。2位にはジャガー・ルクルトの新作「マスター・コントロール・クロノメーター・パーペチュアルカレンダー」がランクインしました。ケース径39mm、厚さ9.2mmの本体に、ブルーグレーのサンレイ仕上げダイヤルを組み合わせています。普段パーペチュアルカレンダーを好まないというヨルグも、そのバランスの取れたデザインとCOSC認定を受けたキャリバー868、そして70時間のパワーリザーブを高く評価し、「心から愛せる初めてのパーペチュアルカレンダー」と絶賛しました。3位は、世界限定20本のゼニス「G.F.J. 'Black Onyx'」。タンタル製のケースに、ダイヤモンドインデックスをあしらった3層構造のブラックオニキスダイヤル、そして歴史的なキャリバー135の現代的リメイクが特徴です。ヨルグは、宝石を使ったインデックスとゼニスの革新的な精神を強調しました。4位のショパール「アルパイン イーグル 41 XPS 'Mountain Glow'」は、ルーセントスティール製のケースにシャンパンカラーのダイヤルを採用し、COSC認定を受けたL.U.C 96.40-Lムーブメントを搭載しています。価格は29,500ユーロで、ヨルグはシンプルなカラーの変更が時計に軽やかな印象を与えている点を評価しました。最後はカルティエの「プリヴェ レ・オピュス タンク ノルマル」プラチナモデルで、2023年版にバーガンディの数字とブルースチールの針が追加されたデザインです。ヨルグはこれをカルティエのクラシックモデルの中で個人的なお気に入りだと語っています。読者からはジャガー・ルクルトとゼニスのモデルに対する称賛の声が多く寄せられ、ショパールの代替案を好む意見も見られました。選外佳作として、パテック フィリップの「5227G-015」のほか、ヴァシュロン・コンスタンタン、ジャガー・ルクルト、パルミジャーニ・フルリエ、オーデマ ピゲのモデルが挙げられています。