ニューヨーク・ニックスはサンアントニオで行われたNBAファイナルでフィラデルフィア・76ersを破り、2026年のチャンピオンに輝いた。伝説的な元選手であるウォルト・フレイジャー氏が、ニューヨークの地元店で特別に仕立てられたスーツを着用し、優勝決定戦を観戦した。チームにとっては50年以上ぶりの快挙となる。
1970年と1973年のニックス優勝に貢献したウォルト・フレイジャー氏は、花柄の青いブレザーにマルチカラーのネクタイを合わせた装いでコートサイドに姿を現した。この衣装は、ロウアー・イースト・サイドで5代続く家族経営のテーラー「ベッケンシュタイン・メンズ・ファブリック」が1週間足らずで制作したものだ。
創業者のひ孫にあたるジョナサン・ボヤースキー氏は、チームが家具の張り地に使用されるような大胆な生地を選んだと語った。カンファレンス・セミファイナル後にフレイジャー氏から連絡を受け、数着のスーツを完成させたという。
フレイジャー氏は、ガーメント・ディストリクトで調達したアニマル柄のジャケットや個性的な衣装など、独特のファッションセンスで長年知られている。今回のスーツはファイナルの全7試合を想定して用意されていたが、実際には5戦目で決着がついた。
同テーラーは1919年からオーチャード・ストリートで営業を続けており、現在もニューヨークでオーダーメイドの衣服を求める顧客にサービスを提供している。