故レナード・コーエンのマネージャーであるロバート・コーリー氏は、同シンガーソングライターの遺産管理における金銭的不正疑惑について、無実が証明された。裁判所が指名した審理官は3月23日、コーリー氏の行為は合理的かつ倫理的であったとの判断を下した。この決定は、遺言検認裁判所での10日間にわたる審理を経てなされたものである。
2016年に82歳で死去したカナダのシンガーソングライター、レナード・コーエンは、自身の遺産管理を信託受託者としてロバート・コーリー氏に委ねた。コーエンの子供であるアダムとロルカは、コーリー氏が自己取引を行ったほか、Uberの利用料463ドル、AT&Tの電話代688ドル、Apple製品購入費5,628ドル、カナダの入国管理手数料2,000ドルなどの経費を過大に請求したとして同氏を告発していた。裁判所が指名した審理官であるグレン・ライザー元判事は、3月23日の裁定においてすべての異議を退け、コーリー氏による支出は適切であり、子供たちも承知の上で承認されていたと述べた。ライザー氏は、「審理官は、コーリー氏の異議を申し立てられた各行動は、終始合理的かつ倫理的であったと判断する」と記している。