インド生命保険公社(LIC)は、同社初となる1対1の割合でのボーナスシェア(無償増資)の発行を発表しました。これにより、保有する株式1株につき1株が追加で割り当てられます。この措置は同社の払込資本を倍増させるもので、2022年の上場以来の株価低迷を受けて株主を報いる目的があります。承認を前提として、準備金の資本組み入れが行われ、2か月以内の実施が見込まれています。
インド生命保険公社(LIC)は、初となるボーナスシェア(無償増資)の実施を発表しました。1対1の比率に基づき、株主は保有する既存の株式1株につき1株を新たに受け取ることとなり、実質的に払込資本が倍増します。LICは、今回の措置は準備金を活用し、直接的に投資家に還元するものだと説明しています。エコノミック・タイムズ紙が最初にこの提案の詳細を報じましたが、実施には株主および規制当局の承認が必要です。承認が得られれば、約2か月で完了する見通しです。LICの株価は2022年の新規株式公開(IPO)以来低迷が続いており、今回の還元策は長期保有する株主に対する報いという側面があります。同社は、新たな資金調達を伴うことなく投資家の信頼を強化することを目的として、株価低迷への対応としてこのボーナスシェアを打ち出しました。政府系組織から上場企業へと移行して数年が経過したLICにとって、ボーナスシェアの発行は今回が初めてとなります。この決定は、SBIライフやHDFCライフといった同業他社が過去に実施してきたボーナスシェア発行などの慣行に沿うものです。発行後、LICの時価総額や株式分布には構造的な変化が生じることになりますが、通常こうした発表の後には、価値の平価を維持するために株価の調整が行われる見込みです。