ホワイトハウスのダン・スカビーノ副首席補佐官がSNSに投稿した動画の中で、マルコ・ルビオ国務長官が親族の結婚式でDJブースを担当している様子が映し出された。トランプ政権下で異例の広範な暫定職務を担うルビオ氏に対し、インターネット上では新たなジョークが飛び交っている。
マルコ・ルビオ国務長官が親族の結婚式でDJコンソールの後ろに立っている短い動画が、ホワイトハウスのダン・スカビーノ副首席補佐官によってX(旧Twitter)に投稿された。ヘッドホンを装着し、ゲストが踊る中で操作を行うルビオ氏の姿を捉えたこの映像は、すぐにオンラインで拡散され、同閣僚の拡大し続ける職務範囲を揶揄するジョークの種となった。
ルビオ氏は、ドナルド・トランプ大統領の第2期政権において、さまざまな時期に複数の高位職を歴任したことから、政治コメンテーターやソーシャルメディア上で「万能の国務長官(Secretary of Everything)」というニックネームで呼ばれるようになった。
米上院の公式記録によると、ルビオ氏は2025年1月20日に国務長官として承認されている。
また、2025年2月3日には、米国際開発庁(USAID)の長官代行に任命されたと自ら発表した。これは当時、政権による同庁の再編の一環として広く報じられた。
さらに、当時の報道やその後の国立公文書記録管理局(NARA)の記録によると、トランプ氏がコリーン・ショーガン氏を国立公文書記録管理長官から解任した後、ルビオ氏は同長官代行も務めていた。2026年2月、NARAの広報担当者は、連邦空席改革法への準拠を理由に、ルビオ氏がもはや同長官代行を務めていないことを明らかにした。
ルビオ氏をめぐるネットミームの流行には、彼がさらに多くの役割を担っていると誇張する表現も含まれているが、個々のミーム投稿やキャプションの内容はアカウントごとに異なり、広範な傾向を代表するものとして客観的に検証することはできない。
これとは別に、動画や報道によれば、2026年4月29日には、カロライン・リービット報道官が産休中であったホワイトハウスの記者会見室に、ルビオ氏が冗談交じりに姿を見せる場面もあった。その際、ルビオ氏は記者団に対し、いたずらが台無しにならないよう「すぐに画像を投稿しないでほしい」と頼み、会場の笑いを誘った。
外交や国家安全保障の専門家として知られるルビオ氏が、家族や友人のために音楽を操作する様子を収めたスカビーノ氏のDJ動画は、こうした一連の語り草に新たな微笑ましいエピソードを加えることとなった。