メル・Bはスパイス・ガールズの結成30周年記念ツアーの可能性を「あり得ない」ときっぱり否定した。50歳になった「スケアリー・スパイス」は『HELLO!』誌のインタビューで、もしドキュメンタリーを制作するならば、すべてを包み隠さず語る「徹底した正直さ」が必要であると条件を付けた。ファンが期待していた再始動は、今のところ望み薄のようだ。
スパイス・ガールズのファンには残念な知らせだ。メル・Bが最新のインタビューでその真相を語った。4月3日に公開された『HELLO!』誌の取材において、デビュー曲『Wannabe』から30周年を迎えるグループの再結成ツアーについて尋ねられた彼女は、「ツアーはやらないわ。もしあったとしても、私自身が一番驚くことになるでしょうね……私はもう50歳。メンバーが望んでいないのに、無理やりツアーへ連れ出すなんてできないわ」と明言した。5人が最後に揃ってステージに立ったのは、ヴィクトリア・ベッカムを除くメンバーで行った2019年の「Viva Forever」ツアーが最後であり、今のところ再演の予定はない。他のメンバーがもし乗り気だとしても、メル・Bは「思い出は大切だけど、またステージに戻りたいかどうかは分からない」と慎重な姿勢を見せている。一方で、メンバー同士の絆については「私たちは家族のようなもの。へその緒でずっと繋がっているの」と語り、今も変わらぬ関係を強調した。ドキュメンタリーの可能性については、「正直な内容であればいいけれど、みんなが正直でいたいわけではないから」と含みを持たせた。これはメル・C、ジェリ・ハリウェル=ホーナー、エマ・バントン、そしてヴィクトリアへの牽制とも取れる。最近では、1月に開かれたエマの50歳の誕生日パーティーにメル・Bが欠席し、SNSでの祝福にとどめたことからも、メンバー間の微妙な距離感が噂されている。再結成ツアーは実現せず、ドキュメンタリー制作も「誠実さ」という高いハードル次第。果たして彼女たちの伝説は、どのような形で語り継がれていくのだろうか。