メキシコ中部の市長が、約200万ドルの公金を横領するために自らの誘拐を自作自演した疑いが持たれていると当局が発表した。
テナンシンゴの市政責任者であるナンシー・ナポレス氏は、これらの主張を否定し、捜査に協力する意向を表明した。検察当局は、ナポレス氏と親族らが、すでに横領していた政府資金を正当化するためにこの偽装誘拐を計画したと主張している。
検察当局によると、逮捕された3人の容疑者が、武装した男たちが銃を突きつけて市長を拉致した際の状況を供述した。事件を目撃した証人が警察に通報したため、グループは計画の中断を余儀なくされたという。
当局は、偽装工作の様子を示すとする画像を公開し、ナポレス氏の供述には矛盾があると指摘した。彼女の夫と義理の兄弟は現在も逃走中だが、ナポレス氏に対する逮捕状は出ていない。
検察は、7月9日に誘拐偽装事件に関してナポレス氏から証言を得るよう求めている。ナポレス氏は、クラウディア・シェインバウム大統領が所属するモレナ党の党員である。