Microsoftは火曜日、AIツールとエージェントに焦点を当てた開発者向けカンファレンス「Build」を開幕した。サンフランシスコでの基調講演では、複数の新しいモデルやハードウェアのコンセプトが紹介された。
サティア・ナデラCEOは、Microsoft TeamsやOutlookのタスクを常時サポートするAIエージェント「Scout」などのツールを強調した。同社はまた、OpenClawなどのエージェントをセキュアなサンドボックス環境で実行するための「Microsoft Execution Containers」を導入した。画像生成用の「MAI-Image-2.5」や推論用の「MAI-Thinking-1」を含む、7つの新しいAIモデルが公開された。科学者向けのエージェントプラットフォーム「Microsoft Discovery」も提供が開始され、BHPやGSKといったパートナー企業がすでにテストを行っている。エージェント優先デバイス向けのAndroidベースのプラットフォーム「Project Solara」は、ウェアラブルバッジやデスクユニットといったコンセプトハードウェア上でデモンストレーションが行われた。量子ビットの寿命を改善した「Majorana 2」と呼ばれる新しい量子チップも披露された。ナデラ氏は、同社のFairwaterデータセンターで消費される水量が、年間でレストラン1軒分に相当することを明らかにした。AIエージェント向けの検索システムである「Web IQ」は、すでにCopilotやChatGPTで採用されている。