ケンタッキー州ルイビル出身のプロレスラー、マイク・ウォルデンが、Paramount+のドラマシリーズ「タルサ・キング」でシルヴェスター・スタローン演じる主人公のボディーガード、ビッグフット役を務めている。ウォルデンにとってこれが初のドラマ出演となり、同作には20話にわたって登場。彼は「キャッシュ・フロー」というリングネームで30年間のプロレスキャリアを積んだ経歴を持つ。
テイラー・シェリダンが1週間足らずで制作した「タルサ・キング」は、スタローン演じるマフィアのドワイト・マンフレディのボディーガードに相応しい、威圧感のある人物のキャスティングに苦慮していた。長年プロレスラーとして活躍してきたウォルデンは、自身の本名とケンタッキー州のルーツを反映させたビッグフット役に抜擢された。ルイビルのWDRB局の取材に対し、ウォルデンはプロレスとの共通点に触れつつ、「プロレスと似ている部分もあるが、全くの別物であり、非常に難しい」と語った。スタローンからは「カメラの前ではとても力強い。君には僕のチームにいてほしい」と激励を受けたという。ウォルデンの出演のきっかけは、プロレス中継やNetflixのドキュメンタリーシリーズ「レスラーズ」への出演だった。番組を見ていたエージェントがオーディションの話を持ち込んだ。ポッドキャスト番組「Fightful Wrestling With Sean Ross Sapp」で、ウォルデンはスタローンからの連絡は非現実的な出来事だったと振り返り、スタローンの言葉のおかげでスターになったような気分を味わえたと語っている。「タルサ・キング」以前には、2021年の映画「Afro Samurai Live Action Hood Ninja」や、プロレス興行主デビッド・ヘロに関する2025年のドキュメンタリーにも出演している。この大きな転機について、ウォルデンは「外部から見れば飛躍のチャンスと言うかもしれないが、自分にとってはあくまで次のステップに過ぎない」と冷静に受け止めている。