イタリアのファッション評議会は、ミラノ・ファッション・ウィークに参加するブランドに対し、早ければ9月からランウェイでの毛皮の使用を取りやめるよう求める自主指針を出した。この動きは、今年初めに行われた活動家らによる抗議活動を受けたもので、業界に対する圧力の高まりを示している。
イタリア・ファッション評議会(Camera Nazionale della Moda Italiana)は先週後半、同指針を発表した。これには、ミンクやキツネのように毛皮を取ることのみを目的として飼育・捕獲された動物の毛皮の使用を避けるよう推奨する一方、ウールやヴィンテージの毛皮などは容認する内容が含まれている。同評議会は、この文書は各ブランドの創造的な自由を尊重しつつ、提言を行うためのツールであると説明した。
今回の発表は、3月に開催されたミラノ・ファッション・ウィーク中の抗議活動を受けたものである。当時、「毛皮取引廃止連合(Coalition to Abolish the Fur Trade)」の活動家らがジョルジオ・アルマーニやフェンディなどのショー会場の外でデモを行い、毛皮の全面禁止を求めていた。他の主要なファッション・ウィークでは、すでに毛皮禁止の方針を打ち出しているケースもある。