ミュージシャンズの殿堂は4月28日、ベルモント大学フィッシャー・センター・フォー・ザ・パフォーミング・アーツにて、第9回殿堂入り式典を開催し、新たに12名を迎え入れた。殿堂入りを果たしたのは、キース・アーバン、ドリー・パートン、ダン・ハフ、ジョージ・ソログッド&ザ・デストロイヤーズ、マイケル・マクドナルドら。イベントでは、ガース・ブルックスやヴィンス・ギルらによるパフォーマンスも披露された。
殿堂入り式典は、フィッシャー・センター内のブラッド・ペイズリー・ボールルームでのプライベートなメダル授与式から始まった。ミュージシャンズの殿堂博物館の共同創設者兼CEOであるリンダ・チェンバースが、リッキー・スキャッグスとドン・フェルダーの協力を得て、受賞者にメダルと特製ジャケットを贈呈した。続いて行われた記念コンサートでは、俳優でミュージシャンのサム・パラディオが司会を務めた。ハウスバンドにはブレント・レイダー、ポール・フランクリン、ゴードン・ケネディらが名を連ね、バックボーカルはマーシャ・ウェア・ワイルダー、ブレント・レイダー、タニア・ハンチェロフが務めた。ドゥイージル・ザッパがプレゼンターとなり、ジョージ・ソログッド&ザ・デストロイヤーズに賞が贈られた。彼らは「Move It On Over」、「Who Do You Love」、「Bad to the Bone」を披露した。ソログッドは聴衆に対し、「謙虚な気持ちで感謝申し上げます」と述べた。プロデューサーのトニー・ブラウンがベーシストのリーランド・スカラーを称え、ウェンディ・モーテンが「Running on Empty」、ガース・ブルックスが「How Sweet It Is」を歌唱した。ブルックスは受賞者たちに向けて「皆さんは、私たちが後に続こうとする道を照らしてくれる存在です」と語った。バーニー・リードンがプロデューサーのジョン・ボイランを紹介し、その後「More Than a Feeling」やリンダ・ロンシュタットの楽曲が演奏された。ダン・ハフは、セリーヌ・ディオンの「My Heart Will Go On」などのヒット曲でのギター演奏とプロデュースワークが評価された。ハフは「まだ実感が湧きません…これほど素晴らしい方々と共に殿堂入りできたことは、ただただ驚くばかりです」と話した。ピーター・フランプトンは、故ニッキー・ホプキンスを称え、ザ・ローリング・ストーンズやザ・ビートルズの楽曲を演奏した。賞は妻のモイラが代理で受け取った。シェリル・クロウがドリー・パートンを紹介し、パートンはビデオメッセージで「ミュージシャンズの殿堂入りを果たせたことを大変光栄に思います」と感謝を伝えた。スティーヴ・ウォーリナーは彼女のヒット曲メドレーを披露した。ヴィンス・ギルとリッキー・スキャッグスはキース・アーバンを称え、アーバンは3曲を披露し、協力者であるダン・ハフを称賛した。ギルがマイケル・マクドナルドを紹介すると、マクドナルドは「What a Fool Believes」などを演奏し、最後はオールスターによる「Takin’ It To The Streets」で締めくくられた。今回の殿堂入りで、総勢200名となった。チェンバースは「新たな殿堂入りの方々を迎えるたびに、私たちがなぜこの活動を続けているのかを再確認させられます」と述べた。また、4月24日に逝去したプロデューサーのクリフ・ダウンズへの追悼の意も捧げられた。