Thames & Hudson社の「Catwalk」シリーズの新刊では、1972年から2025年までのラルフ・ローレンのウィメンズコレクションにスポットライトを当てている。ベテランファッションジャーナリストのブリジット・フォーリーが執筆した本書は、アメリカ人デザイナーとして初めて同シリーズに選出された一冊となる。同ブランドの揺るぎないビジョンと文化的影響力に改めて注目が集まる中で出版された。
フォーリーは、ラルフ・ローレンをアメリカのファッション史上最も成功したデザイナー兼創業者であると評している。彼女は、2025年のジョルジオ・アルマーニの逝去後、コムデギャルソンの川久保玲や山本耀司など、自社をコントロールし続けている同規模の長期現役創業者たちはごくわずかであると指摘する。本書では、同期間に発表されたローレンのすべてのウィメンズコレクションを検証しており、その多くはフォーリー自身が現地で取材したものとなっている。