ニコール・キッドマンは、2024年のベネチア国際映画祭で映画『Babygirl』により最優秀女優賞を受賞する直前に、母親の訃報を知ったことを明かした。彼女は土曜日にフィラデルフィアで開催されたイベント「History Talks」のインタビューで、当時の心境を語った。キッドマンはその打ちひしがれた心境と、その夜に街を離れようとした当時の状況について詳細に説明した。
ニコール・キッドマンは、フィラデルフィアで開催されたパネルトーク「History Talks」にて、ホーダ・コットによるインタビューに応じ、悲痛な瞬間を振り返った。彼女は「ステージに出ようとしていたその時、母が亡くなったことを知りました」と語った。訃報を受け、キッドマンは圧倒的なショックを受けながらホテルに戻ったという。「完全に打ちのめされていました」と語り、自身の存在にとって中心的な存在だった母を失い、これからどう生きていけばよいのかと自問自答したと述べた。彼女はその後、ベネチアの運河をボートで渡って空港へ向かおうとしたが、夫や子供たちが近くにいない状況の中、結局引き返したという。キッドマンは、看護師の指導員であり「Women’s Electoral Lobby」のメンバーでもあった母、ジャネル・アン・キッドマンが、自分に不屈の精神を授けてくれたと称えた。「母は『決して誰にも自分の精神を折らせてはいけない』と教えてくれました」とキッドマンは語る。また、40代でキャリアが低迷していた際も母がハリウッドで活動を続けるよう励ましてくれたおかげで、3度目のアカデミー賞候補となった映画『ラビット・ホール』(製作費350万ドル)などのプロジェクトに繋がったという。彼女は、ベネチアでの経験が困難に立ち向かう自身の力を改めて認識させたとも述べた。キンメル・センターで開催された今回の「History Talks」には、トム・ブレイディ、ジェイソン・ケルシー、ガース・ブルックス、ティナ・フェイ、コリン・ジョストのほか、ジョー・バイデン、バラク・オバマ、ジョージ・W・ブッシュ、ビル・クリントンの各元大統領夫妻らも登壇した。キッドマンは最近、CinemaConで『プラクティカル・マジック2』のプロモーションを行ったほか、Apple TV+の『Margo’s Got Money Problems』やPrime Videoの『Scarpetta』といった今後のシリーズ作品への出演を控えている。