全米音楽出版社協会(NMPA)は、音楽企業のUdioおよびKLAYと画期的なAIライセンス契約を締結しました。NMPAの会長兼CEOであるデビッド・イスラエル氏は、6月10日に開催された同団体の年次総会でこれらの契約を発表しました。この取り決めは、同協会に加盟する出版社にとって業界初のライセンス契約となります。
イスラエル氏は、これらの合意により、AIの学習面において出版社とレコードレーベルに対し平等な報酬が提供されると述べました。また、NMPAは今後も無許可のAI利用者に対する訴訟と、コンプライアンスを遵守する企業とのパートナーシップの両面を継続していくと強調しました。Udioとの契約により、NMPAの正会員は6月15日から内容を確認し、参加できるようになります。KLAYとの合意は今夏後半に開始予定で、会員には参加方法が案内される見通しです。イスラエル氏はさらに、今秋ナッシュビルで「AIソング・サミット」を開催することも発表しました。同氏はAIを利用したストリーミング不正に関する懸念を継続的に示しており、これを国家安全保障上の問題と位置付けています。授賞式では、P!nkが2026年度の「ソングライター・アイコン」賞を受賞し、ジュリアン・ブネッタが「ノン・パフォーミング・ソングライター・アイコン」に選出されました。