Spotifyは、全米の独立系ライブハウスとアーティストを支援するため、全米独立ライブハウス協会(NIVA)と1年間のパートナーシップを締結した。今回の提携により、Spotifyアプリ上に独立系ライブハウスの公演を見つけやすくする新機能が導入される。これは、Live Nationなどの大手による業界の寡占化が進む中で行われた取り組みである。
Spotifyは水曜日、AEGやLive Nationといった企業が市場を支配する中、より小規模なライブハウスを支援することを目的としたこの提携を発表した。同ストリーミングサービスは、アプリ内のライブハウス詳細ページでの露出を高め、ユーザーが地元のスポットをフォローできるようにするほか、「Concerts Near You(あなたに近いコンサート)」プレイリストやライブイベントフィードでの表示を強化する。この提携は、アーティストの育成やファンとの出会いの場としての独立系ライブハウスの役割に光を当てることを目指している。Spotifyのライブミュージック担当シニアディレクターであるレネ・フォルカー氏は、「独立系ライブハウスはライブミュージックの鼓動そのものです。そこはアーティストがリスクを取り、熱心なコミュニティを築く場所であり、ファンが一生愛し続けるものに出会う場所です。NIVAとの提携は、Spotifyのプラットフォーム、編集、製品機能をそのエコシステムのために直接活用することを目的としています。私たちは長期的な視点で取り組んでいます」と述べている。この夏から開始される「Independent Booker Spotlight」プレイリストでは、NIVAによって選出されたブッカーが毎月楽曲を選曲し、全米のアーティストやライブハウスを紹介する。さらに、Spotifyのライブハウスページには、品質と持続可能性を証明するNIVAの「Certified Live Independent」認証シールが表示されるようになる。NIVAのエグゼクティブディレクターであるスティーブン・パーカー氏は、「『Certified Live Independent』は、ライブハウスやフェスティバルが独立性を保つために払っている犠牲と創意工夫を示す証です。Spotifyがプラットフォーム上でこのシールと独立系のステージを強調することで、何百万人ものファンがこれらの空間が持つ魔法を体験できるようになるでしょう」と語った。