北朝鮮は2026年5月3日、日本が進める「国家安全保障戦略」「国家防衛戦略」「防衛力整備計画」の見直しを、「世界平和と人類に対する厚顔無恥な挑戦」と非難した。これは、日本が1月に発表した、専門家パネルによる検討プロセスの今春の開始と、年内の完了を目指す方針を受けたもの。
朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、世界的な緊張が高まる中での日本の見直しを、「再侵略の野望を実現するためのずる賢い策謀」と評した。同紙は、防衛費の増額、武器輸出制限の緩和、軍事拡大を、日本の兵器産業を復活させ、戦争遂行能力を高めるための措置として取り上げた。連合ニュースやコリア・タイムズの報道によると、この批判は、高市早苗首相が5月3日にオーストラリアのキャンベラに到着した時期と重なっている。日本政府は1月、今春から専門家パネルを通じて装備の課題、防衛予算の規模、財源確保策に焦点を当てた本格的な議論を開始する計画を明らかにしていた(本シリーズの過去の記事を参照)。