ピート・ヘグセス国防長官は、聖週間の期間中に米陸軍従軍牧師長であるウィリアム・グリーン・ジュニア少将ら、3名の高官を解任した。1920年に同職が創設されて以来、従軍牧師長の解任は今回が初となる。グリーン少将の解任理由は公式に発表されていない。
ピート・ヘグセス国防長官は、聖週間の木曜日にウィリアム・グリーン・ジュニア少将を米陸軍従軍牧師長の職から解任した。グリーン少将は陸軍参謀総長に宗教や道徳面で助言を行い、陸軍従軍牧師団を統括する立場で、通常の4年間の任期のうち3年目を終えたところだった。Military.comによると、グリーン少将は兵士として入隊後、聖職者となって1990年代から従軍牧師を務め、最近少将に昇進、2023年に従軍牧師長に任命されていた。1920年の国防法により同職が確立されて以来、このような解任が行われたのは今回が初めてである。ヘグセス長官は以前、2025年8月に発行されたグリーン少将による112ページの「陸軍スピリチュアル・フィットネス・ガイド」を批判していた。これはロイド・オースティン前国防長官の下で2024年に開発が始まった「陸軍ホリスティック・ヘルス・アンド・フィットネス」プログラムの一環であった。ヘグセス長官は、このガイドと付属の「バトル・ブック」が世俗的すぎるとして、2025年12月までに廃棄するよう命じた。「神への言及はたった一度だけだ。感情という言葉は11回も出てくる。『遊び心』に至っては、それが何であれ9回も言及されている」とヘグセス長官は述べ、軍の従軍牧師が軽視され、多くの人々に聖職者ではなくセラピストのように見なされていると指摘した。当該ガイドは陸軍のウェブサイトから削除されている。またヘグセス長官は同週、陸軍変革・訓練司令部トップで元陸軍レンジャーのデビッド・ホッドニー大将、および陸軍参謀総長のランディ・A・ジョージ大将も解任した。