高市早苗首相は野党の議会ボイコットを受け、下院議席削減法案を棚上げした。2月の選挙勝利後の議会運営に支障をきたした。
高市首相は連立与党の日本維新の会との合意に基づく比例代表45議席削減案を撤回した。野党勢力の結束したボイコットが原因で、議会運営が停滞したためだ。
愛知学院大学の森正教授は「議席削減法案がすべての野党を結束させた」と指摘した。立命館大学の神久保正人教授は野党のボイコット戦術を「存続のための唯一の手段」と述べた。
6月の共同通信世論調査では、議席削減の早期実施に賛成が46.1%、反対が49.1%だった。国民民主党の玉木雄一郎代表は連立参加に否定的な見解を示した。