任天堂のゲームを原作としたテレビ番組のベストランキングが新たに発表された。不動の人気と原作の再現性が高く評価され、『ポケットモンスター』シリーズが首位を獲得。ランキングには、ストップモーションアニメの癒やし系作品から、初期の実験的なアニメ作品まで幅広く選出されている。
任天堂のテレビアニメ化作品トップ10ランキングにおいて、『ポケットモンスター』シリーズが首位を獲得した。1997年に日本で、1999年に海外で放送が開始された同アニメは、サトシと相棒のピカチュウが最強のポケモントレーナーを目指す物語だ。2023年にサトシの物語が完結した後、『ポケットモンスター リコとロイ編』で新たな主人公たちに引き継がれるまで、約30年間にわたり一貫した人気を誇っている。ランキングによると、同シリーズはゲームさながらの壮大なバトルと冒険を描き出し、視聴者が旅の一員であるかのような感覚を味わえる点が評価されている。|n|n第2位には、岩田聡元社長や生みの親である桜井政博氏ら任天堂幹部も制作に関わった『星のカービィ』がランクインした。同アニメは、ポップスターを舞台に、カービィが戦士としてナイトメアやデデデ大王と戦う姿を描いており、ゲームの特徴であるコピー能力を忠実に再現している。メタナイトやナイトメアといったサブキャラクターもゲームの設定を色濃く反映している。|n|n第3位には、2023年にNetflixで配信されたストップモーションアニメ『ポケモン コンシェルジュ』が選ばれた。ハルとコダックがリゾートでポケモンを世話する物語は、アクション重視の作品とは対照的な癒やしを提供している。第4位の『スーパーマリオブラザーズ・スーパーショー!』は、実写とアニメを組み合わせた作品で、ブルックリンの配管工であるマリオとルイージが活躍する。|n|n下位には、ゲームの雰囲気とは異なり、口やかましく「お姫様、ごめんね!」といった軽口を叩くリンクが特徴の『ゼルダの伝説』(第10位)など、初期の作品に対する批評も含まれている。『スーパードンキーコング』(第9位)や『スーパーマリオワールド』(第8位)も時代を感じさせる内容となっている一方、『F-ZERO ファルコン伝説』(第7位)、『ファイアーエムブレム 紋章の謎』(第6位)、『新・光神話 パルテナの鏡』のショートアニメ(第5位)などは、アクションや世界観の構築において多様な成功を収めている。本ランキングは、1993年の映画版『スーパーマリオ 魔界帝国の女神』などの過去の失敗を経て、任天堂が映像化作品に対してより慎重かつ戦略的なアプローチをとるようになった背景を指摘している。