レベル・ウィルソンの監督デビュー作『The Deb』の主演女優であるシャーロット・マッキネスとウィルソンの間の法廷闘争が、来週オーストラリア連邦裁判所で審理されることになった。この手続きはYouTubeでライブ配信される。マッキネスは、プロデューサーのアマンダ・ゴーストによるセクシャルハラスメントの主張によって自身の評判を傷つけられたとしてウィルソンを非難している。
審理は4月20日(月)午前10時15分(現地時間)より、オーストラリア連邦裁判所ニューサウスウェールズ州支所で行われる。裁判所は開かれた司法の実現のため、公式YouTubeチャンネルでのライブ配信を公表した。ウィルソン本人およびマッキネス本人が出廷するかは明らかになっていない。マッキネスの主張によると、ウィルソンは彼女がアマンダ・ゴーストからセクシャルハラスメントを受け、その後ゴーストと結託してそれを隠蔽しようとしたと公言し、マッキネスの評判を傷つけたとしている。一方でウィルソンは、2023年9月にシドニーのアパートでゴーストがマッキネスと一緒に入浴したことを権力の乱用であり、マッキネスに不快感を与えたものだと述べている。ゴーストとマッキネスは入浴の事実は認めつつも、それはゴーストの体調不良に伴う非性的なものであり、マッキネスも不快感はなかったと否定している。この対立は2024年夏、トロント国際映画祭での『The Deb』プレミア公開を前に公になった。ウィルソンが自身のInstagramで、プロデューサー陣が主演女優に対して不適切な行為を行ったと非難する動画を投稿したことが発端である。地方のティーンエイジャーがデビュタント・ボールに参加する姿を描いたこの作品は、今月初めにオーストラリアで公開されたが、米国での配給先は決まっていない。また、カリフォルニア州では別の係争も続いている。ゴースト、その夫であるグレゴール・キャメロン、プロデューサーのヴィンス・ホールデンらが起こした名誉毀損訴訟に対し、ウィルソンが申し立てた反SLAPP(スラップ訴訟抑止)法に基づく棄却請求を裁判所が却下したことを受け、ウィルソンが控訴している。原告側は、脚本クレジットを拒否されたウィルソンが嘘をつき、嫌がらせをしていると主張している。今週行われた控訴審の審理において、ウィルソンの代理人であるアリソン・トンプソン弁護士は、件のInstagram動画は激昂した際の産物であり、誇張的で曖昧な主張に過ぎないと述べた。トンプソン弁護士は「最後に上司と一緒にお風呂やシャワーに入ったのはいつですか?」と問いかけ、「私の依頼人は、それを不適切だと感じたのです」と付け加えた。