ラスベガスで活動するパフォーマーのマレン・ウェイドは、テイラー・スウィフトに対する進行中の商標権侵害訴訟において、スウィフトのアルバム「The Life of a Showgirl」関連グッズの販売停止を求める仮処分を申請した。自身のブランド「Confessions of a Showgirl」と消費者に混同を生じさせていることが理由。審問は5月27日にロサンゼルスの連邦地方裁判所で予定されている。
3月30日にテイラー・スウィフトを相手取り商標権侵害訴訟を提起したマレン・ウェイド(本名マレン・フラッグ)は、火曜日、スウィフトの「The Life of a Showgirl」関連グッズの販売を差し止める仮処分を申請した。対象となるグッズにはタンブラー、キャンドル、ヘアブラシなどが含まれ、店舗やコラボレーションを通じて14の国際商品区分で展開されている。
2014年からコラム、ライブショー、ツアー、書籍、ポッドキャストを通じてブランドを築き、商標登録も行っているウェイドは、米国特許商標庁がスウィフト側の商標出願を混同の恐れがあるとして拒絶した事実を指摘している。それにもかかわらず、スウィフト側はグッズ販売を強行した。
今回の申し立てでは、具体的な混同の事例が強調されている。ウェイドのブランド名でGoogle検索を行うと、10件中8件がスウィフトのアルバムに関連する結果となり、YouTubeもスウィフトのコンテンツが占拠している。これは、スウィフトの圧倒的な影響力がウェイドの商標を駆逐してしまう「典型的な逆混同(reverse confusion)」であると説明している。
ウェイドの代理人弁護士ジェイミー・パーキネンはRolling Stone誌に対し、ウェイドが10年以上の歳月をかけてブランドを築き上げてきたこと、そして商標法はクリエイターを保護するものであると強調した。ウェイドは当初、Instagramでスウィフトのハッシュタグを使い前向きな反応を示していたが、現在はそれを停止しており、措置を講じなければ「段階的に自身のブランドが消去される」と警鐘を鳴らしている。
スウィフト側の代表者はコメントを控えている。本記事は3月30日に提起された訴訟の続報である。