6月18日、Strategy社の優先株STRCとStrive社のSATAが急落したのち回復した。経営陣は、この動きについて信用問題ではなく、レバレッジをかけたポジションの強制売却によるものだと説明している。
STRCは日中一時82.50ドルから82.61ドルの安値を付け、額面価格の100ドルを約17%下回ったが、その後88ドルから89ドル付近まで反発した。SATAも額面から93ドルを下回る水準まで下落したが、その後97ドルまで値を戻した。同日のビットコインは62,730ドル近辺で推移し、MSTRの株価は3.4%安の112.53ドルで取引を終えた。
Strive Asset ManagementのCEOであるマット・コール氏は、今回の事態をマージンコールに起因するレバレッジ解消イベントだと説明した。同氏は、両証券ともに安値圏で強い買い需要が見られたと指摘し、同社の配当準備金は維持されていると述べた。コール氏は今回の動きを、過去に米財務省証券で発生したヘッジファンドのストレスに例え、根底にある信用力は低下していないことを強調した。
Strategyのエグゼクティブ・チェアマンであるマイケル・セイラー氏はXに、ボラティリティへの対処は決して容易ではないが、ビットコインは機能し続けていると投稿した。同社は、現在年率11.5%に設定されている調整可能な月次配当を通じて、STRCが額面付近で取引されるように設計されている。
アナリストらは、今回の売りが同銘柄の仕組みに対する信頼を試すものになったと述べており、今後の対策として配当利回りの引き上げや自社株買い、追加資本調達などの可能性があると指摘している。