Strategy社は5月下旬にビットコイン32枚を売却したことを明らかにした。同社が優先株の配当支払いに充てるためにビットコインを売却したのは今回が初めてである。この動きは投資家に動揺を与え、同社の株価とビットコイン価格の急落を招いた。
Strategy社は5月26日から5月31日の間に、平均価格77,135ドルでビットコイン32枚を250万ドルで売却した。この取引後も同社は5月31日時点で843,706枚のビットコインを保有しており、売却分は保有量のごく一部に過ぎない。6月1日の開示を受けて6月5日に市場が反応し、Strategy社の株価は4カ月ぶりの安値まで下落し、ビットコインも6万ドルを割り込んだ。優先株であるSTRCも売り圧力を受けた。5月には他の企業もより大規模なビットコインの売却を行っており、MARAは3,386枚、Core Scientificは1,990枚を売却した。米国のビットコイン現物ETFは6月3日までの期間で44億ドルの資金流出を記録した。マイケル・セイラー氏は、需要が変化する中で規律ある拡大を維持するには、ビットコインが銀行、信用市場、資本市場とのより深い結びつきを持つ必要があると述べている。