Strategy社は先週、普通株式271万株を売却して3億3,550万ドルを調達し、その大半をビットコインの購入ではなく現金準備金に充てた。この動きにより、同社の米ドル保有額は14億ドルに増加した一方、ビットコインの追加購入は520 BTCにとどまった。今回の対応は、同社の優先株STRCの価格が急落したことを受けたものである。
同社は6月15日から6月21日にかけて、アット・ザ・マーケット(ATM)プログラムを通じて株式を売却した。そのうち3億ドルを現金として確保し、残りの3,490万ドルを平均取得単価67,068ドルでビットコインの購入に充てた。これにより、Strategy社のビットコイン総保有量は847,363 BTCとなった。
今回の資金調達の決定は、STRCが額面価格100ドルを大きく下回る82.50ドルの史上最安値を記録したことを受けてなされた。Strategy社は、この週に新規の優先株発行は行っていない。現金の増額は、優先証券の配当支払いを支えることを目的としている。
Lekker Capitalの最高投資責任者であるQuinn Thompson氏は、この動きは貸借対照表を強化するという要求に合致するものであると述べた。同氏は、これが優先株の防衛につながり、普通株主への圧力を軽減するのに役立つだろうと指摘した。なお、Strategy社の希薄化後株式数は3億8,860万株に増加した。
その後、月曜日のSTRCの終値は88.64ドル、MSTRは2.7%下落の109.52ドルで取引を終えた。ビットコインは65,000ドル近辺で推移した。