クローズ・ハーモニー・トリオ「ザ・ビバリー・シスターズ」の最後の生存者であったテディ・ビバリーさんが、99歳で死去した。姉妹のジョイさんとバブスさんはそれぞれ2015年と2018年に亡くなっている。
ベスナル・グリーンでヘイゼル・パメラ・チネリーとして生まれたテディさんは、双子のバブスさん、姉のジョイさんとともに活動した。グループは『ママがサンタにキッスした』や『リトル・ドラマー・ボーイ』などのヒット曲を1950年代から60年代にかけて生み出した。
彼女たちはかつて、『グリーンスリーブス』が放送禁止になった際、BBCの検閲を揶揄する楽曲『We Have To Be So Careful』を発表したこともある。パラディウムでのショーで透け感のある衣装を着たことについて、テディさんは「皇太后様に『私たちは下品に見えますか?』と尋ねたら、大爆笑されました」と振り返っていた。
3人とも2006年にMBE勲章を受章。ピーター・フェリックス氏と結婚し、その後1973年にドナルド・コテージ氏と再婚したテディさんは、彼女たちの直感的なハーモニーについて「お互いを見なくても、いつ息を吸うべきか分かるほどでした」と語っていた。
彼女はキャリアを振り返り、「もし私たちが男性だったら、ローリング・ストーンズと同じくらいビッグになっていたでしょう。でも女性だったから子供を産み……これ以上のキャリアなんて望めなかったはずです」と述べていた。